船舶塗装のプロフェッショナルとして

有限会社吉岡組塗装では、新造船の建造工程における塗装作業全般を請け負っています。常石造船所内において、船体を構成するブロックや艤装品など、さまざまな構造物を対象に塗装を実施。これまでに培ってきた実績と確かな技術で、現場からの信頼を着実に築いています。

主な塗装作業内容

ブラスト処理

塗装前の下地処理として、研削材を高圧で吹きつける「ブラスト処理」を行います。金属表面に付着したサビや汚れをしっかり落とすことで、塗料の密着性と防錆効果を高める重要な工程です。

手磨き

狭い箇所や補修部分には、ディスクサンダーを用いた「手磨き(ケレン作業)」を行います。現場の状況に応じて柔軟に対応し、細部まで丁寧に仕上げる作業を徹底しています。

ローラー塗装・刷毛塗り

小型の艤装品や複雑な形状の構造物には、ローラーや刷毛による手作業の塗装を行います。職人が一つひとつ丁寧に仕上げることで、塗りムラのない美しい仕上がりを実現しています。

スプレー塗装

広い面積や均一性が求められる箇所には、塗装機(スプレーガン)を使った吹き付け塗装を採用。作業環境や塗料の特性に応じて調整しながら、ムラなくスピーディに仕上げています。

新造船ブロックの塗装

大型船を支える基礎部分を塗装。

船体を構成する各「ブロック」に、製造段階で必要な塗装を行います。これらのブロックは船の土台となる重要なパーツであり、一つひとつの精度と塗装品質が最終的な船の耐久性にも関わります。

 艤装品の塗装

船の完成を支える部品も
ひとつひとつ丁寧に。

艤装品とは、パイプサポートや手すりなど、船に取り付けられる構造部材のことです。これらをあらかじめ塗装した状態で納品することで、現場での施工効率を向上させています。細部まで丁寧に塗装することで、完成後の外観や防錆性能にも貢献しています。

確かな技術と実績で信頼を獲得

選ばれる仕事、続けてきた信頼。

当社は長年にわたり、常石造船構内での塗装請負業務に携わってきました。熟練の職人による安定した品質と納期厳守の対応力が評価され、継続的な信頼関係を築いています。小規模ながらも、丁寧・確実・安全をモットーに、現場で信頼され続ける存在を目指しています。